タイトル
ユーザ指向サービスデザイン
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概要
私たちは、ユーザが共同でサービスを設計する手法として「ユーザ指向サービスデザイン」を提唱している。たとえばインターネット上の多種多様なWebサイトを処理対象とするサービスを設計することは難しいが、それはそれぞれのWebサイト毎に異なる処理方法を記述する必要があるからである。これは、ユーザ自身が自分で処理方法を記述するようにすれば解決できる。本発表ではその実例として、AutoPagerizeとその基盤であるWedataについて紹介する。Wedataは、2011年7月時点で約137万ユーザと多くのユーザに利用されており、Wedataを利用するアプリケーションも増加している。
講演者
江渡 浩一郎
所属
独立行政法人 産業技術総合研究所
プロフィール
メディア・アーティスト/独立行政法人産業技術総合研究所研究員。東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。1997年、sensoriumプロジェクトとしてアルス・エレクトロニカ賞グランプリを受賞。2001年、日本科学未来館「インターネット物理モデル」の制作に参加。集合知、ソーシャルメディアを専門とする。著書に『パターン、Wiki、XP』(技術評論社)、『ニコニコ学会βを研究してみた』(河出書房新社)。
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発表言語
Japanese